お茶種類の本当の価値を日本茶紀行は教えてくれた

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同じお茶葉なのにどこが違うの!?と思われるかもしれません。

★特上煎茶、上煎茶、煎茶とは

日本で一番多く飲まれていますが大きくわけると

「特上煎茶」と「上煎茶」と「煎茶」に3分類に分けられます。

「特上煎茶」は、八 十八夜かけて育てた、

春一番に芽吹いたお茶で走り茶とも言われ、

昔は手摘みされ た茶葉は極上、特選茶、特上として、

その新芽の茶葉を大事に製茶したものです。

「一芯二葉」といって茶葉が4,5枚開いた頃に

上の方の1つの芯と2枚の葉の状態の部 分を積みますが、

その時期に積んだ茶葉が製茶されます。

自然の香りと上品な甘露な味と深みとほのかな若葉の香りを持ち、

渋みが絶妙なバ ランスと香りで、接待用だけでなく自分を癒す

お茶として楽しんだりリフレッシュ したりすることができ

満足感を与えてくれると思います。

ここで気を付けて欲しいことは立て方間違えるともったいないことになります。

その理由は 「特上煎茶」はカフェインを多く含んでいる為に

高温で煎じるとカフェインの浸出 が多くなり、苦渋みはやや強くなります。

眠気覚ましや二日酔いに効果が期待 できる用ですが、

真心こめて美味しく立てることで、日本人である貴方の心が伝え られる、

ここで貴方の腕の見せどころです。

接待における真心が伝えらえられ【とっても美味しいお手前でした】と

満足感と喜びが伝わって来る瞬間が味わえると思います。

お気づきでしょうか? 今の時代はこの美しい真心が失われつつあります。

失いたくありません。

なので私はこの美しい心を保つことでブレンダーの誇りにしています。

★上煎茶、煎茶とは

一番茶と二番茶と三番茶までの芽立ちして出た、

葉が育成して強くなった茶葉で製茶します。

なのでそれぞれに栄養分の量も異なり香りも違います。

生産量の問題でランク付けされます。

普段の食事の後や口直しの為にさっぱりすることで飲用されています

★深蒸し茶とは

通常の煎茶の工程の茶葉の蒸す時間より長く蒸すことで緑素を強く出す作業をしま す。

ただし長く蒸すことで茶葉が壊れて細かくなるので

仕上がりが粉っぽくなりま すが抹茶に近い色合いと深みが出てきますので今人気の茶葉の種類です。

味の特徴として渋みが抑えられ甘みが増しますが、

新鮮さが少なくなり見た目が粉 ぼっく香りが弱くなります。

温度下げて飲用すると甘みの強い玉露に近い味が出ま す。

★玉露とは

「玉露」といえば日本茶の中でも最上級としてされてる茶葉です

玉露と煎茶の茶葉の栽培のしかたが違います。

玉露は柔らかな芽を出すために茶園全体に特別に覆いをかぶせたり

有機肥料をたっぷり与えて育成の管理のもとで手間をかけて栽培します。

産地としては手もみでするために製茶技術が必要で製造工程がが違います。

玉露を生産している地域は福岡の 八女と宇治と静岡の一部でしか製造されていません

なので生産量が少ないのが現実でかなりの高額な値段と価値になっています

手作りなので時間がかかり、製法は「ほいろ」と呼ばれる

手揉み台に炭火を入れ 和紙を何枚も張り付けた助炭(じょたん)」と呼ばれる敷き台を載せて

その上で手もみします。乾燥するとき和紙の匂いと茶葉の香りが絶妙な香りにな ります。

新茶のころはあまり美味しいと感じませんが真空にして一年持ち越した お茶は

熟してとっても香りのよい甘みの強いワインポイ味を引き出してくれま す。

玉露の美味しい飲み方と思います。 私たちお茶屋は一年物の玉露を味わいます。

抹茶とは

中国の陸羽が著した『茶経』には茶の効能や用法が書かれてあるのですが

固形茶 を粉末にして鍑(現在の茶釜の祖先)で煎じる団茶法から

茶葉を蒸してから乾燥させた碾茶(だんちゃ)を茶臼で挽いたものです

微粉末になりお湯で溶かすと溶けやすく緑素の強い粉で 茶道で使われていますが

喫茶として、もてなしのこころとして利用され

爽やかな苦味は砂糖の甘味と良く馴染み風味が際立つため、

菓子の風味付けにも好 まれる。和菓子はもちろん、

最近は洋菓子にもスイーツとしてもちいられ、

抹茶味 のアイスクリームとして日本では人気のある風味の一つともなっている

 特上白折れ、上白折れとは

昔は手摘みのためあまり出てきませんでしたが機械刈りが多いために茎交じりの

茶葉が多くなりました。私達お茶屋は出物のと言って価値のない茎茶として扱われて

いますが関東方面では刈りがねと呼ばれています。

この茎が乾燥すると白くなるために白折りと名付けられたそうです。

この茎がとても美味しい独特な甘露な味と深みを出してくれます

なのでお茶屋さんか生産者だけしか飲んでいませんでした。

この美味しさが世間に知られ普及するようになりました。

昔は電防機といった電気により茶葉と茎と分けていましたが

完全に分けることできず茎に美味しい部分の茶葉混ざり適度な

美味しさを保つ茎茶として重宝されていました。

最近はコンビュターを利用し識別電防機を使用して完全なる茎と茶葉に

分けるために昔みたいな美味しさはありませんか配合によって加工できるので

美味しい味が保てるようになりました。

この茎茶と深蒸しを配合することで深みのある深みのある

茶葉が趣味感覚で自宅で配合することができます。

お茶好きマダムの知識として加えて頂けたらよいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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